EC-CUBE3 管理機能

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高度な設定

EC-CUBE3は様々な機能プラグインをインストールする事で、システムの機能拡張を簡単に行う事が可能です。

配布されているプラグインはフロント表示、表示動作機能、管理機能、など色々な動作仕様のものが配布されていますが、個別に作られたプログラムを1つのECシステム上で動作させると、それぞれのプラグインの動作が競合(ぶつかり合って)してシステムに不具合が発生する恐れがあります。

プラグインやテンプレートの開発には、基本的にEC-CUBE3本体に影響を及ぼさないような開発ルールがあり、そのルールに従って作られていますが、プラグイン機能の動作仕様で100%全ての組み合わせでの動作を保証するのは現実的には非常に難しくなる面もあります。

複数のプラグインをインストールして上手く動かない場合、「高度な設定」でプラグインの動作に優先度を決めることで問題が解決できる可能性も多少あるので、その優先度を設定するのが、高度な設定です。

プラグインの優先度

プラグインの優先度

デフォルトでは、何もプラグインがインストールされていませんので、リストには何も表示されていません。


高度な設定

画像は複数のプラグインが適用された場合の表示例です。

EC-CUBE内のファイルなどを単独のプラグインで利用しているものは問題ありませんが、複数のプラグインで共有利用しているものがあります。

その場合、プラグインの利用に優先度が割り振られるようになりますが、その優先度を手動で入れ替えることが出来ます。

「操作」項目をクリックして「上へ、下へ」でプラグインの優先度の順番を入れ替えることが出来ます。

ワンポイント

高度な設定機能については、プラグインの優先度を変えれたとしても、あまり動作が改善できることには期待しない方が良いかもしれません。

そもそもプラグイン同士が競合して「動かない」というプラグインは、基本ルールが守られている可能性が低く、優先度を変えるだけでは根本解決にならない可能性が高いことが考えられます。

ただ、単純には「開発ルールを守っていないプラグイン=ダメなプラグイン」という風には言えない面もあります。そのプラグインで非常に便利な機能や先進的な機能を実現するが為に、やむを得ず、プログラムロジックとしてルールを守れない・・・という場合もあるかもしれませんので、そんなプラグインはダメだ!とは言えませんよね。きっとプラグイン開発者さんも、苦渋の選択で、競合の可能性には目を瞑り、便利な機能を優先した結果なのだと思います。

プラグインの複数インストールで動作がうまく行かないものについては、その原因を調べ、EC-CUBE本体側を含めカスタマイズをするのが正攻法となるのかもしれません。

本体のプログラム自体を改造する事で、ほぼそれらの機能の両立などは実現可能となるはずですので、プラグインを購入するよりはカスタマイズ工数の方が高くなってしまうかもしれませんが、競合するプラグインの何れかの開発元に相談してみるのも良いかもしれません。

参考までに、かなりの確率で競合なり、動作不良になる可能性が高いものとして、特に管理画面の項目などを追加したり、DBのカラムが追加改変されるようなプラグインとCSV関連の操作が含まれるようなプラグインは高確率で競合する可能性がありますので、ほぼ、本体への直接カスタマイズを検討しなければならないと思われます。

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