EC-CUBE3 管理機能
設定>システム情報設定>マスターデータ管理
マスターデータ管理の概要
マスターデータはEC-CUBE3の動作に利用されているDBデータの一部の登録情報を設定編集できる機能です。
マスターデータの操作は間違えるとEC-CUBEが動作しなくなる場合がありますので、編集の際は慎重に作業するようにしましょう。
マスターデータ画面
プルダウンでマスターデータを選択すると登録されているデータが表示します。
【マスターデータで編集可能なデータ】
- mtb_job・・・・・・・・・・・・会員登録時の職業データ
- mtb_csv_type・・・・・・・・・CSV種類データ
- mtb_pref・・・・・・・・・・・都道府県名データ
- mtb_disp・・・・・・・・・・・登録商品の公開/非公開データ
- mtb_page_max・・・・・・・・・管理画面マスタデータ一覧表示件数
- mtb_customer_order_status・・・受注ステータス
- mtb_country・・・・・・・・・・国名データ
- mtb_taxrule・・・・・・・・・・税率設定課税規則データ
- mtb_product_type・・・・・・・商品種別データ
- mtb_customer_status・・・・・・会員登録状態ステータス
- mtb_device_type・・・・・・・・端末種類データ
- mtb_order_status_color・・・・注文ステータスカラーデータ
- mtb_db・・・・・・・・・・・・DB種類データ
- mtb_order_status・・・・・・・注文データステータス
- mtb_product_list_order_by・・・商品一覧並び替え種類データ
- mtb_tag・・・・・・・・・・・・商品タグ種類データ
- mtb_product_list_max・・・・・商品一覧ページ表示件数データ
- mtb_work・・・・・・・・・・・メンバー登録稼働状態データ
- mtb_sex・・・・・・・・・・・・会員登録性別データ
- mtb_authority・・・・・・・・・管理権限名データ
ワンポイント
マスターデータの中には、EC-CUBEのシステム動作上、使用されていないデータや機能していないデータもあります。
マスターデータを変更や新規追加登録をしただけでは動作せず、プログラムをカスタマイズする必要があるものもあります。
マスターデータを編集してしまうと、そのマスターデータを利用している他の関連機能などに影響してEC-CUBEが動作しなくなったり、システムエラーとなったりする場合があるので、そのデータが何に利用されていて、どのように動作しているのかが分からない場合は編集操作は注意しましょう。
参考例として、下記データはデザインの変更などで良く設定変更することがある項目です。
「mtb_tag」は商品登録編集画面からの設定で、商品詳細ページに表示するタグの種類です。
デフォルトでは、ID1=新商品、ID2=おすすめ商品、ID3=限定品の3つが登録されていますので、商品登録画面ではこの3つを表示設定する事が出来ますが、ID4=人気商品、ID5=特価、などを追加登録する事で、表示できるタグの種類を増やす事が出来ます。
「mtb_product_list_max」は商品一覧ページの1ページあたりの商品表示件数をプルダウンで切り替える件数設定データですが、デフォルトではID15=15件、ID30=30件、ID50=50件という設定になっています。
商品一覧ページのプルダウン切替で15件を選択すると15件表示で16件目は2頁目にページが送られます。
しかし、何故かEC-CUBE3のデフォルトの商品一覧ページのレイアウトデザインはPC版で4列表示、スマートフォンレスポンシブ表示で2列表示ですので、16個目の商品部分は必ず空欄となって次頁へ送られるようになっています。
マスターデータのID15=15件の設定を、ID16=16件に編集して登録すると、ID15=15件が残ったまま、新たにID16=16件が登録表示されるので、その後ID15=15件を削除して空欄にして登録すると16件、30件、50件となり、一覧表示は16個目まで表示され17個目の商品から2ページ目に送られる表示となります。
一覧ページ上の商品表示数のデザインに応じて表示件数を変える事で簡単に違和感のない表示が出来るようになります。