EC-CUBE3 管理機能
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特定商取引法
ECサイトの運営には特定商取引法の表記が義務づけられています。EC-CUBE3には必要項目を入力登録するだけで、特定商取引法に関する表示ができるページが用意されていますので、ECサイトを運営に合わせた内容を準備して正しい情報を登録しましょう。
特定商取引法のページも、一度設定してしまえば、殆ど変更する事はありませんが、移転などで連絡メール、電話番号などの内容に変更が生じた場合や、支払い方法などが変更になった場合は、管理画面からいつでも変更可能です。
ショップ設定>特定商取引法管理
- 販売業者・・・ECサイト、実店舗などを維持運営している会社名を入力します。
- 運営責任者・・・ECサイト運営の責任者氏名を入力します。。
- 所在地・・・販売業者(運営責任者)の所在地住所を入力します。
- TEL・・・問い合わせや、連絡を受けれる電話番号を入力します。
- FAX・・・FAXがあればFAX番号を登録します。
- メールアドレス・・・連絡を受けれるメールアドレスを入力します。
- URL・・・ユーザーからの注文等に対し、EC-CUBEのシステムから自動で返信されるメールを送信する送信元のメールアドレスを入力します。
- 商品代金以外の必要料金・・・商品購入時の商品代金合計だけでなく、配送料や各種手数料(代引き手数料、振込手数料、チルド/クール発送時の追加料金など)など、最終的に購入者が負担する金額を明確に分かるように記載する事が義務付けられています。購入者に知らせないまま販売してしまうとトラブルとなる事もありますので、購入者の最終的な負担額が分かるように告知しておきましょう。
- 注文方法・・・ユーザーが商品の購入をしたい時にどのように注文を入れればよいのかを説明記載しておきます。電話注文受付やFAX注文受付の有無など。
- 支払方法・・・ユーザーは商品を注文する時、代金や手数料をどのようにして支払う事ができるのかを説明記載しておきます。銀行振込、代金引換、クレジット、コンビニ決済、など。
- 支払期限・・・ユーザーからの入金や支払の期限を告知しておきます。支払方法に応じた期限を個別に明記しておけば良いでしょう。注文が入り商品在庫の確保をしたものの、注文者が購入をやめてしまうこともあります。いつまでも支払いがないと、その在庫商品を他へ販売することが難しくなってしまうので、一定の支払猶予期間を持たせておき、期限を過ぎたり、期限を過ぎる連絡が無い場合は購入の意思が無いものと見なして注文キャンセル扱いにしたりします。この一定の支払猶予期間と考えて設定すれば良いでしょう。
- 引き渡し時期・・・ユーザーへの支払期間の猶予を設定するように、お店側の商品の引き渡し期間を明記しておきましょう。注文後、支払を済ませたユーザーは商品が届くのを楽しみに待っています。商品のお届けが遅くなると、ユーザーは不安になったり、お店の印象を悪くしてしまうこともあります。在庫状況などで稀に納期が遅れるような場合は、注文者にお詫びのメールなどで個別対応をする場合も有りますが、商品によっては、受注後、生産を開始するものや、取り寄せが必要なものが予め分かっている商品もありますので、そういう商品などは、事前に一定期間の納期がかかる事を告知しておくと無駄なトラブルを避ける事も出来ると思います。
- 返品・交換について・・・返品や交換への対応方針や、実際の流れなどを明記しておきます。返品や交換については、細かく運用ルールを突き詰めると非常に難しい部分も出てきますが、基本的には、ショップ責任とユーザー側の責任の範囲を明確にルール化しておき、それぞれの範囲についての瑕疵担保(保証)を明記しておくのが良いでしょう。稀にイレギュラーな対応を取らざるを得ないケースも出てくると思いますが、購入者側の利益、お店側の利益の折り合うポイントを探りつつ個別対応をしていくことが望ましいでしょう。この項目で明記する事はあくまでも、お店側が商品を販売する際のルールということで記載しておけば良いでしょう。
ネット通販では「特定商取引法の表示」で運営者の住所や責任者名の掲載が厳しく義務付けられていますので、閲覧者が連絡を取れる所在地や連絡先を正確に記入登録しましょう。
特定商取引法のフロント表示
特定商取引法の入力後、登録をすると、下記のようにページ上に登録した内容が表示されるようになります。