WEBサイト構築に関連する事
コンテンツ内容の検討
サイト内の各ページに掲載するコンテンツ内容を洗い出します。
コーポレートサイトでの一般的なコンテンツページは下記のようなものになります。
- 業務内容
- 事業内容
- 取扱い製品・提供サービス
- 会社概要・沿革
- 代表挨拶
- 会社方針・コンセプト
- スタッフ・従業員紹介
- 会社所在地アクセスマップ
- プライバシーポリシー
- コンプライアンス
- 問い合わせフォーム
- サイトマップ
これらのコンテンツをまとめたページやさらに細分化したページを準備して、TOPページは各ページへの入り口となるコンテンツの見出しをレイアウト配置するようなイメージとなります。
大まかにですが、各コンテンツページの記事はA4サイズの原稿で2~3ページ程度の記事文章を準備しましょう。
サイトイメージの検討(ターゲットユーザー層の目線を意識します)
サイトオーナー様の好みも大変重要ですが、趣味のサイトでない限り、まずユーザー目線を第一に考えることが難しくも重要なところです。ターゲットとしているユーザーの年齢層や性別、個人ユーザーなのか、取引企業向けなのかによって、補足的な説明ページや、文字の大きさや配色など細かい部分の検討も必要です。
とはいえ、何も状態ではなかなか、ご要望のイメージをお伝えいただくのも難しいかと思いますので、競合する同業他社様などのWEBサイトの中で、気に入ったデザインやみやすい、分かりやすいと思ったサイトを参考に教えてください。
その際、良いなと感じたサイトのページ構成数やページ内の記事文章ボリュームと、ご自身なりに用意された掲載記事文章量を比較してみてください。
もし、ご自身で用意されたページ数やページ内記事文章が圧倒的に少ない・・・という場合、恐らくその記事ボリュームでは、良いな、と感じたサイトのようなWEBサイトにはならないとお考え下さい。その場合、単に、コンテンツボリュームが少ないので、1ページ内をバランス良く埋める事が出来ない。という事になります。
びっしりと文章だけでも読みにくいので、程よく挿絵や画像を差し込みながらページ内をデザインしていきます。
集客キーワード(SEO対策)
せっかくいいWEBサイトを作っても、ニーズにマッチしたユーザーに訪問してもらわなければ意味がありません。その為にはまず検索エンジン(Google検索等)でより自社サイトが上位にヒットするように、そのサイトに関連したキーワードをバランスよく埋め込まなければなりません。
単にキーワードを埋め込むだけではダメで、読者にとってより理解しやすい意味のある文章で構成されている必要があります。
また、コンテンツページはより多く、内容が濃いページである必要があります。何か調べ物をするとき、大体いつも同じサイトが出て、そのサイトの情報を参考に情報を得ていると思いますが、まさにその逆の立場となるように意識した記事文章、コンテンツページを考えましょう。つまり、どこかの誰かが、いつも参考にしているサイト。という風なコンテンツ内容、しかも、その記事を読むことで、そのユーザーの疑問が解消される。というような内容にすることを心がけましょう。
システムによる構築・ブログサイト併用の検討
静的WEBサイトとして制作したサイトは、各ページ毎の作りこみが自由に作れますので、ある意味色々な手法で作ることが容易ですので、SEO的には強いサイトコーディングがしやすい反面、コンテンツページを沢山準備し、さらにその全ページを定期的にメンテナンスするのは非常に大変な作業となります。
一番理想的なのは、静的WEBサイトで500ページ~1000ページの文章読み物コンテンツで構成されたWEBサイト。しかしながら口で言う程簡単なボリュームではありません。ほぼ不可能なWEBサイトになるでしょう。しかし、ブログサイトであれば、1000ページ2000ページのサイトは沢山あります。
日々の情報をコツコツと投稿、更新していくので、1年、2年と記事を投稿していくことで、ページ数はどんどん増えていきます。
また、メンテナンスも管理画面からの修正が出来ますので、比較的楽な作業となります。
そこで、ほぼ情報の変化が無いコンテンツページだけで構成した静的コーポレートサイトと併用してブログコンテンツのコーナーサイトを併設した構築は良く見かける方法です。
ブログサイト用のCMSシステムで有名なものに、WordPressというオープンソースシステムがあり、このシステムを導入するケースが多いかと思いますし、静的ページ自体もWordPressの固定ページ機能を使ってサイトを構築する方法も有ります。
ページのデザインレイアウトの編集はCMSと言えども、やはりHTMLやCSSの記述知識やphpプログラムの知識がないと自由自在という訳にはいきません。
単に記事ページを積み重ねて追加していく。という意味ではそういったブログCMSなどのシステム導入は良いと思います。
コーポレートサイトの構築ではどのような構成でWEBサイトを構築して、保守管理はどのように進めていくのか、またサイト運用後、どのようにサイトを進化させていくのか、などを検討していきます。
イメージ画像・写真・イラスト
WEBサイト内に使用する挿絵やアイコン画像、イメージ画像、イラストなどを検討します。
サイトのご要望デザインのテイストによって、挿絵やイメージなどを選定していきます。
イメージ画像は、お客様でライセンスを取得されている素材などのご提供のものを利用する事は勿論ですが、弊社でライセンスを取得している素材の利用や、新たにライセンス購入する事も可能です。
また、完全にオリジナルのマスコットキャラクターや漫画キャラクターなどの制作もご相談ください。
サイトトップに配置するイメージ画像などには、キャッチコピーなどの装飾文字などを挿入する事も御座いますので、それらのキャッチコピーのご提供もお願いします。
プライバシーポリシー・コンプライアンスなど
プライバシーポリシーやコンプライアンスなど、御社にて規定されているものがある場合は、全文テキストをご提供ください。
規定などを用意されていない場合、弊社にて定型のテンプレートをご提供させて頂き、部分的に御社の事業内容やサービス内容、運営に合わせた変更を行う事も可能です。
ページ内動的コンテンツの件等
サイトページを閲覧する際に、メニューをスライドさせたり、メインイメージ画像を一定間隔で切り替えるなどWEBページ内に動きをつけることも可能です。
一昔前にはFlash技術を利用した動作表示が流行りましたが、現在はブラウザがFlashに対応していないものもあり、閲覧ユーザーがプラグインを適用していなかったり、Flashを停止している場合は表示されません。また、iPhoneやiPadなどのApple社端末ではFlashに対応していないものがありますので、Flashによるコンテンツ制作はしないようになっています。
現在は殆どの場合、javascriptによる動的コンテンツを組み込むようになっていますが、jQueryのライブラリなどで、動作表示のイメージがマッチするものがあればMITライセンスやLGPLライセンスなど、オープンソースライセンスとなっているものはそのプログラムの利用規定の範囲で自由に組み込むことが可能ですが、思ったような動作仕様のものが無い場合は、オリジナルのライブラリ自体を開発したり、オープンソースライブラリをカスタマイズする事も可能です。javascript言語によるプログラミングとなります。
外部システム・サービスとの連携
メルマガの発行や、ステップメール、動画のストリーミング配信など、レンタルサーバーなどでは、サーバーの利用制限で運用稼働が難しいものもあります。また、POSレジとの連動や実店舗との連動など、システムを一から開発構築すると高額になるようなシステムやサービスは、外部サービスを導入してWEBサイトと連携するような構築も可能です。
構築したWEBサイト上のコンテンツの一部として、閲覧ユーザーに対しどのようなサービスを提供していきたいのかをご説明頂ければ、外部サービス紹介連携やオリジナルシステム開発など運用目的に合わせたご提案をさせて頂きます。