EC-CUBE3多言語化プラグインをリリースしました。
多言語化プラグインは、EC-CUBE3のフロント側全域を瞬時に多言語化サイトに対応させる事が出来るプラグインです。
本プラグインは英語パックのみ同梱していますので、インストール適用すると、直ぐに日本語と英語の表示切替に対応したEC-CUBE3に生まれ変わります。
多言語化プラグインを導入されますと、プラグインによりEC-CUBE3がほぼ全面的に大幅改変されますので、他のプラグインやデザインテンプレートは一切互換しませんので、ご注意ください。
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●今後弊社からリリースいたします「多言語化プラグイン対応」の表記があるプラグインやデザインテンプレートはご利用いただけます。
●本プラグインは近日リリース予定(有償販売)の言語パックを1言語ずつ適用頂く事で瞬時にその言語に対応したサイト運用が可能となります。
【多言語専用近日リリース予定の製品】
・言語パック(有償)
・為替レート換算表示プラグイン
・多言語プラグイン専用デザインテンプレート
※言語パックは中国簡体、中国繁体あたりからリリース予定ですが、優先ご希望の言語はご相談お問い合せください。
●多言語化サイト構築のベースとしてご利用いただいた上で、追加機能等カスタマイズのご要望が御座いましたら、お気軽にお問い合わせください。
本プラグインのご利用方法など詳細はユーザーズマニュアルをご参照ください。
【ご注意】———-
本プラグインのご利用には、ご購入後、弊社より専用のテンプレートを入手していただく必要があります。
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プラグインの動作仕様の都合上、必ず先に専用テンプレートが適用されている必要があります。
テンプレートを入手、インストール後、多言語プラグインをインストールしてください。
【EC-CUBE3多言語化プラグインデモサイト】
この多言語化プラグインのデモサイトは、「多言語化プラグイン」と「多言語化専用テンプレート」のみで動作を実現しています。
ダミー会員登録などでマイページの動作や商品ご注文のテストなどもご自由にお試しください。ただし、デモサイトの維持管理上、会員登録された会員データやテストご注文データなどは予告なしに抹消する場合が御座いますので、予めご了承ください。
※会員登録していたのに、ログインできない等の場合は弊社側でデモサイト上のデータをリセット消去した可能性もありますので、お手数ですが再度ダミー会員登録からお試しください。
●表示イメージ
テンプレートを適用後、プラグインをインストールすると、言語切替ブロックが追加されますので、ページレイアウト編集で所定の位置に言語切替ブロックを配置します。(全ページチェック)
EC-CUBE3多言語化プラグインのデフォルトで、日本語とEnglish(英語)のプルダウンメニューが表示しますので、このプルダウンで言語を切り替えることで、サイト全域を日本語、英語の表示に切り替えることが可能な状態になります。
※スマートフォンレスポンシブに対応しています。
スマートフォンの場合は言語切替ブロックはドロワーメニュー内に入ります。
テンプレート側にある固定文言などは、プラグインのインストール時に英語に翻訳した文言を同梱していますので、何もせずに英語表記に切り替わりますが、カテゴリや規格、商品情報などは初期値は日本語表記のままとなります。
プラグイン適用後、管理画面内の各登録編集画面に「タブ切替」が追加されていますので、カテゴリ、規格、商品情報、その他全ての登録情報について、言語タブを切り替えて翻訳した言語で上等を登録してください。
全ての情報を英語に翻訳して登録するとEC-CUBE3の全域が日本語と英語の2言語で表示切替が出来るようになります。
問合せメールや注文通知メールなども全て、注文した際に表示している言語のテンプレートで送信されるようになります。
尚、今後、各言語パックをリリース予定にしていますが、必要な言語を1つずつ適用する事で、フロントの言語切替ブロック内のプルダウンや管理画面内の言語タブに追加した言語登録画面が追加されていくようになります。
※各言語での情報登録をしていない場合は、日本語での表示となります。
【運用のイメージ】
例えば、日本語、英語、中国語の3言語で切り替えた表示とする場合、言語パック(中国語版)を適用後、カテゴリや規格、商品情報など全ての登録情報について、日本語、英語、中国語の3言語での登録編集を行うようになります。
機械的な自動翻訳ではない為、全ての言語での翻訳登録の手間はかかりますが、ネイティブな翻訳文言で的確なサイト表記が出来るようになります。
商品登録や規格登録、新着情報管理など、フロント側で言語切替が必要な全ての管理項目について言語登録の切替タブがあります。
【多言語化プラグインの仕様について】
一般的な多言語サイト構築では、yamlを利用した方法や各言語で個別構築した複数サイトで部分的にDBを連携させる方法などが考えられますが、まずは1DB1サイトで実現させる為、yamlを使用する方法としましたが、EC-CUBE3の全域をプラグイン単体で翻訳切替可能とする場合、様々な部分で問題があり、yamlのみで実現させる事は不可能な為、本プラグインでは部分的に
・yamlでの言語切替
・ブロック毎の言語切替
・ページ毎の言語切替
・マスターデーターの言語切替
などを駆使したプログラムとなっています。
また、EC-CUBE3に採用されているフレームワークの仕様などの制限もあり、ゲスト購入時のお届け先変更の機能は廃止するなどを行っている箇所があります。
※本体カスタマイズであれば利用可能となるカスタマイズは可能です。
また、テンプレートも含めデフォルトのEC-CUBE3とは全く異なった状態になりますので、EC-CUBE3の規定通りに開発された全てのプラグインやテンプレートとの互換性はありません。
現時点では多言語化サイト構築を検討する際に、多言語化に対応したパッケージが少ないので、様子を見ながら試験運用的な位置付では、なかなか多言語サイトの構築に手が出なかった面もあったかもしれませんが、今回EC-CUBE3をベースにプラグイン化してみましたので、多言語対応のECサイト構築の際には是非EC-CUBE3も導入の候補に挙げて頂ければと思います。
現状、多言語化プラグインはかなり特殊なプラグインとなっていますが、本体側カスタマイズも含めるとかなり細かなカスタマイズ対応が可能かと思われますので、気になる点やご不明な点などはお気軽にお問い合わせいただければと思います。
翻訳した商品データのDB流し込みや、商品データ情報をご提供いただければ各種言語への翻訳サービスも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。
順次、為替レート換算プラグインや配送先データ形式変換プラグインなども準備中です。
※為替レート換算プラグインはレート換算後、表示のみを外貨表示するものですが、実際の決済については現状は全て円決済となります。
但し、現時点で各クレジットカードで現地通貨での決済は普通に行えますので、EC-CUBE~決済会社様側のデータ通信が各通貨で行えるように決済モジュールやプラグインをカスタマイズすることでドル決済なども可能になると思われます。
(決済モジュールの開発には、各決済会社のオーソリ通信仕様が必要です。)