EC-CUBE3系 カゴ状態保持プラグイン リリース

EC-CUBE3系 カゴ状態保持プラグインをリリースしました。

カゴ状態保持プラグイン
ECCUBE3カゴ状態保持プラグイン

EC-CUBE3は、ユーザーが商品をカゴ投入後、ブラウザを閉じて再度アクセスしてもカゴの状態がクリアされ初期状態となります。
本プラグインは、セッション時間(期間)を設定することでユーザーが再訪した際に前回のカゴ状態を保持させるためのセッションコントロールプラグインです。

アマゾン、楽天、アリババなどの他の通販サイトやECシステムでは、お買い物の途中、他の用事などで一旦買い物を中断してブラウザを閉じて再度訪問した際には、それまでのカゴの中の状態(カゴ投入商品など)を保持するようになっています。
商品のあれこれをまとめてお買い物をしようとしていたユーザーさんが、再訪した際に商品を探してカゴに入れ直す作業が再度一からとなると、購入予定の商品数が多ければ多いほど、面倒となり注文をあきらめてしまう可能性が高くなります。
または、お買い物途中に購入をやめてサイト離脱した場合でも、サイトへ再訪した際に、前回カゴ投入した商品が残っていると改めて注文意欲が湧く可能性もあります。本プラグインは、ユーザーの前回のカゴの状態を一定期間保持させておくことが出来るようになるプラグインです。
ある意味、ユーザーの購買意欲を保持しておくことにもつながるのかもしれません。
【カゴ状態保持時間設定】

プラグインインストール後、プラグインの設定画面を開き、カゴ状態の保持時間を入力し登録します。

●セッションの保持時間は「秒」で登録してください。

3600秒×24時間×365日=31536000秒

●プラグインの初期値は0秒となっています。
0秒の場合、ブラウザが閉じられるまで、カートの状態を保持します。

【ご利用上の注意】
●通常はセッション保持時間は1年(31536000秒)で登録してください。
極端に短い時間で設定すると、カゴの中が直ぐにクリアされてしまいますのでご注意ください。

●管理画面での作業を終了する際は必ずログアウトするようにしてください。
本プラグインを導入すると、EC-CUBE3の動作仕様上、管理者のログイン状態も設定したセッション保持時間はログイン状態を保持してしまいますので、管理画面へアクセスした際には常にログイン状態のまま管理画面へ入った状態となります。

※管理ログイン後、作業終了時に、ブラウザを閉じて管理画面を終了させても、ログインした状態は保持されますので、管理操作作業を終了する際は必ず「ログアウト」して画面を閉じるようにしてください。

【EC-CUBE3の仕様上の注意点】
非ログインのゲストユーザー、会員ログインユーザー、どちらの状態についても、カゴの中状態を保持しますが、
ログアウトした場合は、本プラグインを導入していても、カゴの状態はブラウザ単位で全てクリアされます。
EC-CUBE3の仕様では、ログイン・ログアウトのセッション状態について、カートとログインの状態が分けられた構造になっておらず、内部的にセッション全てクリアするような動作仕様となっている為、ログイン・ログアウトの状態に応じて カート側を任意に制御する事が出来ません。
※状態を記録する側はカートとログイン状態をそれぞれ管理されるようになっているようですが、ログアウト時には、1つの命令で全てがクリアされる仕様のようです。
作り手にとっては楽な仕様ですが、サイト利用者にとっては便利ではない仕様かもしれません。
以上の仕様により、個別に起動したブラウザであればカゴ状態を保持しますが、同一ブラウザからのタブ追加などの場合、ログアウトされるとカゴ状態はクリアされます。
これは、フロント側の会員ログアウト、管理側の管理者ログアウト、どちらのログアウト操作でも同じ動きで、セッションがクリアされます。従って、本プラグインは特にゲストユーザーが商品カゴ投入して注文進む際の会員登録、ログイン案内のページで、 買い物をあきらめブラウザを閉じた場合でも、来訪した際にはカゴの状態が保持されている。
という状況においては、有効性があるプラグインとご理解いただければと思います。EC-CUBE3の当該仕様についてはプラグイン側のプログラムからの制御が出来ない為、本体のカスタマイズでログイン・ログアウトの状態にかかわらず、カゴ状態を保持させる事は可能です。
ご要望があれば有償カスタマイズ対応でのお見積りをさせて頂きますので、お気軽にお問合せ下さい。
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